手数料の高さ
振込手数料は、大変高いと感じます。
特に窓口で、他行に送金するときは、高いと感じます。
例えば、三菱UFJ銀行で、他行宛てに3万円以上を振り込むためには、770円を要します。
ゆうちょ銀行でも、電信振込で5万円以上のときは、同じく770円です。
これが毎月の振込だとすると、1年間12回で、計9,240円にもなります。
預貯金の金利がほとんどつかない現状から考えると、その高さが際立ちます。
銀行の窓口や支店の削減
最近は、窓口業務の人を減らし、ATMでの操作へと誘導しています。
振込先と同じ銀行に口座を開いて、せめて同行振り込みによって手数料を安くしたいと思っても、近くにその銀行がない、ということがよくあります。
特に近時、銀行は、支店を削減していっています。
今やネット化が避けられない事態になっています。
ネット化
漠然とした不安感
ネット化が避けられないとしても、お金と言えば「預金通帳と印鑑」の時代を生きてきた者にとっては、「ネットバンキング」というネット化に対しては、不安感があります。
不安感の中身
- 現実のお金 ⇒ ボタンを押せば消えてしまう数字
- 自分の手元で管理できる通帳と印鑑 ⇒ パスワードなどの暗唱番号や記号
- 通帳と印鑑さえあれば安全が確認 ⇒ なりすましやパスワードの盗用による流出
慣れると便利
試しにスマホで登録してみると、安全で便利なことが分かります。
単純なパスワードでけではなく、何重にも認証が掛かっていますし、定期的に変更することもできますし、通知が来る設定にすれば違法な出金もすぐにチェックができます。
ただし、通帳と印鑑とは別の管理と注意が必要になってきます。
パスワードや暗証番号の管理、安易に想像されない工夫、スマホやキャッシュカードの紛失の予防などです。
銀行に行く手間も、時間や休日を気にすることなく、即時に手続きをすることが可能となります。
ご年配の方ほど、預貯金があるのですから、今から慣れていく方が良いと思います。
ネット銀行と証券口座の開設
ネット銀行
いっそ、初めからネット銀行にしてみる手もあります。
多くのネット銀行があります。
手数料が安く(ステージによって無料)、金利も高くなっています。
銀行と言えば、各地の一等地に荘厳な自社ビルを有しているイメージがあります。
それが銀行の信頼感や不動の富を象徴しているようでもありました。
高村薫の小説『黄金を抱いて翔べ』は、メガバンクの地下にある240億円相当の金塊を強奪しようとする推理サスペンスです。
映画化もされていて、鉄壁の防御をいかにして、突破するかが見所でもあります。
ここに描かれる銀行こそが、「メガバンクの本店」のイメージでした。
ネット銀行は、ハード部分を極力そぎ落としたシステムなので、その分顧客への利益供与も可能なのでしょう。
とりあえず、試しにネット銀行の口座を開設してみました。
まずは使ってみようと思います。
ネット証券
ネット銀行口座の開設と同時にネット証券も開設してみました。
個別銘柄株を数種類持っているのですが、長い間、放置していました。
先日、時価をしらべてみると、購入時よりも大幅に下落していました。
株式は売り買いの手数料が結構高いこともあるのですが、仕事が忙しく余分なことで一喜一憂したくなかったし、そのような時間もなかったからです。
これからは、ネット証券に移行して、もう少し健全な運用を試みるなどして、活用してみます。
コメント