安全な投資と資産分散ーコロナ後のインフレに備える

ビットコイン快適な生活への実行
資産の分散

預金の目減りリスク

堅実な生活を送っている人は、まじめに働き、給料で日々の暮らしをまかない、いざというときのために預貯金を少しずつ貯めておられると思います。

それが、一般のありようだと思います。

ところが、コロナ禍の1年でお金に関する考え、「銀行に預けておけば安全」とする預貯金に対する信頼を、変える必要がありそうです。

もう何年も前から、預貯金の利息は「ない」と言って良い状態でした。

それでも、堅実な人々は、緊急事態、病気、老後に備え、せっせと預金をしてきました。

利息で増えなくてもいい、元本さ減らなければ、そう思っていました。

しかし、 コロナ禍で経済を維持するために、生活を維持するために、多くの支援金や助成金が交付され、立て直しにも多くの予算を必要とするに至ることは、誰の目にも明らかです。

そうです、インフレが懸念(けねん)されるのです。

つまり、見かけ上、元本は減っていなくても、お金の価値が下がる、インフレが急激に進む可能性が高くなったと考えられます。

このまま今まで通りに価値観と生活様式では、確実に目減りが起こり、当てにしていた預貯金では不足してしまうことになりかねません。

銀行の変化

ネットバンキングに

駅の近くには、立派な銀行がありました。

銀行の中には、制服に身を包み、丁寧(ていねい)な物腰(ものごし)で応対してくれる銀行員がいました。

今はどうでしょう?

ATM機に変わり、それもコンビニに変わり、今やネット化への道を歩んでいます。

紙の通帳は、早晩、まれになっていくことでしょう。

堅実で安全の象徴であった、巨大な銀行の店舗は、統廃合されていったのです。

不動産と人は、確実に多くの経費がかかるからです。

ネット銀行の浸透はすごい勢いで進んでいます。

振込手数料の差、時間短縮、操作の便利さ、即時性、取引履歴の圧倒的見やすさ、さらに経理簿との連動なども加味すると、ネットバンクを利用しない手はありません。

熱心な勧誘と手数料

銀行が人をおいて、熱心に対応しているのは、金融商品等の連携販売です。

フジイの元にも、人件費の高そうな2人組で、わざわざ出向いて来られました。

付き合い程度の定期預金はしても、投信やファンドなどの金融商品はお断りしています。

手数料が高いからです。

あまりにも利息がつかない、一度入出金や振込をするだけで、利息以上の手数料がかかる現状では、少しでも利回りの良い運用を考えるのは人の常です。

そこに、日頃慣れ親しんだ、信頼のある銀行員から豪華なパンフレットの商品を勧められると、安心感をもってしまいます。

しかし、考えてみて下さい。

向こうからやってくるものに、「ろくなものはない」というのがフジイの信念です。

ネット証券で十分なのです。

仮に、4%の利回りが得られたとしても、2%の手数料を引かれると、2%しか残りません。

豪華な建物、上品な銀行員の人件費、きれいな広告宣伝費、これらが全手数料にオンされているのですから。

安全な投資と資産分散

損をしない株式

フジイもかつて、株式の売買をしていたときがあります。

どのようなことでも経験値になるのと、資本主義の要ともいうべき株式を知っておきたいということもあったからです。

その間に、株式は保有しているだけでも、証券会社に払うお金がかかり、売買してもお金がかかり、一体誰が得をしているのか、証券会社ではないか、と思うに至りました。

そこで、株券の現物を持ち、口座を解約してしまい、以後放置したままでした。

この感覚は正しかったようです。

短期で一喜一憂(いっきいちゆう)せず、長い年月をかけて保有し、かつ保有に手数料を取られない、これが大事です。

そのような安全な投資が、今はできるのです。

ネット証券です。

しかも、株価指数に連動する優良株の詰め込みパックともいうべき投資信託があるのです。

元本保証でない株式は、ギャンブルで、堅気の人が手を出すものではない、そういう考えが根強いです。

フジイも未だ、その考えに近いものが残っています。

しかし、インフレが進行する中にあっては、預貯金でおいたままの方が、確実に値下がりしていっているのです。

値上がり益を期待して、ギャンブルをするのではないのです。

ハイパーインフレに備えて、せめて現状維持をするために、証券の利用は必要だと思うに至りました。

資産の分散

コロナ禍が去ったとき、収束したとき、どのような世界になっているか、確実ではなくてもおよその予想はつきます。

一度、拡がったコロナ禍の生活や業務様式は、全くもとに戻ることはないでしょう。

ネット環境への依存はますます進んでいくことでしょう。

そのような将来に対し、従前型の会社に定年まで勤めて、その間は給料で生活し、老後は年金と預貯金で暮らすという人生モデルは、変容を強いてくると思います。

収入についても、資産の活用についても、分散してリスクを避けることが大事になってきます。

投信やファンドなど株式や債券を上手に割り振るのも大事です。

さらには、ビットコイン、余力があれば不動産などにも、資産を分散する方がよいでしょう。

交換革命ービットコインを始めてみる

いまさら、いまごろ、色々言われるのは承知で、フジイもビットコインを始める準備に入りました。

丁度この間、ビットコインは乱高下しています。

そもそも、わずかな変化で、何十倍になったり、何十パーセントも減じたりするものに、普遍的な価値を有する通貨や資産の地位は、未だないと言わざるをえません。

しかし、その成り立ちや考え方は、大きく世界を変えていくものだと思います。

人類が、物々交換から貨幣を介するようになった画期的な変化に、次ぐ変化と言えるのではないでしょうか。

もちろん、その間に金があり、クレジットもあるでしょう。

整理すると次のようになると思います。

物々交換→金→貨幣→クレジット→仮想通貨(ビットコインなど)

株式を知ろうとしたのと同じに、仮想通貨を知っておこうと思うのです。

準備というのは、本人確認待ちだからです。

ネット開設は、一度慣れれば簡単です。

今のような真夜中でも、パソコンやスマホがあれば手続きができるからです。

ネットを駆使できる人とそうでない人との格差は、埋めようがないほど開いていくのでしょう。

今のうちから、まだみんなも初心者のうちから、取り組んで慣れておくと良いと思います。

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