株式会社の作り方~転職と副業を考えるなら知っておきたい

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株式会社の設立のすすめ

簡単に作れます

「株式会社」というと、上場企業をイメージしますが、個人でも簡単に作れます。

フリーランス、個人事業主でもいいのですが、株式会社には多くのメリットがあります。

何より、「自分の会社を持つ」というと、夢が広がりますね。

「会社」、「それも株式会社だなんて、いやいや、とんでもない」、そう感じますか?

大層に身構えることはありません。

個人事業を法人化するだけでいいのです。

自分1人で仕事を初めて、軌道に乗ったら、株式会社に変える、たったそれだけです。

もちろん、注意点や決まり事があり費用などはかかりますが、思うほどハードルは高くありません。

「金持ち父さん貧乏父さん」

ロバートキヨサキさんの本「金持ち父さん貧乏父さん」は有名です。

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あまりにも割り切ったお金持ち指向には、少し抵抗がありますが、大事なポイントがあります。

時間を売って生活費を得るのか、商品を売って生活費を得るのか、の違いについては、ハッと気づかされます。

フジイは、本当に想像を絶するくらい忙しいでした。

それは、結局、自分が労働して、自分の時間を削って働いていたからでした。

やりがいもあり、喜んでもいただけ、見合うだけの対価も得ました。

でも結局は、労働時間を売っていたため、豊かさが実感できなかったのです。

人生3回の転職を勧める理由」で、フジイは第3回目の転職にチャレンジしようとしていると書きました。

それは、時間を売らないで、商品を売ることに転じようとしていることです。

そのために一番合理的で機能的なツールが、株式会社の設立となります。

株式会社の作り方

決めることー夢がふくらむ

手続きに入る前の決めることがあります。

難しいことではありません。

楽しくて、夢がふくらむことです。

初めに、「商号」です。つまり、貴方の会社の名前です。

「株式会社」を入れること、同じ所在地に同じ商号は作れない、などの決まりがあります。

貴方の会社の名前なので、すてきな名前を考えましょう。

次に、「定款(ていかん)」です。これは何をする会社なのかを明らかにするものです。

会社は、「法人」というように、法律が作った人なのです。

そのため、自然人と同じように何でもできるわけではないのです。

定款で、その会社にできることを決めておく必要があるのです。

貴方がその会社でしたいことを決めます。

将来拡がっていくこともあるので、関連の業務や今後したい業務も入れておきましょう。

定款の記載例が、日本公証人連合会のサイトなどに掲載されているので、参考にしてください。

事前に公証役場で相談されるのもよいでしょう。

準備することー楽しい作業

事前に準備しておくこともあります。

楽しい作業です。

「会社の実印」です。

「会社の所在地」です。自宅にしたり、貸しスペースにしたりもできます。

必須ではありませんが、名刺、ロゴマーク、ホームページを作成準備するのも楽しい作業です。

資本金の用意は無理をすることはありません。現在1円でも可能です。

ただ、信用問題もあるので、少しは用意した方がいいかと思います。

現実に、スマホやパソコン、名刺や事務用品などが必要ですし、信用にも関わるので準備しましょう。

手続きと費用

必要な手続きです。

  1. 定款の認証(公証人):電子定款だと印紙代が不要
  2. 資本金の通帳振込
  3. 設立登記(法務局)
  4. 開業届け

設立登記については、会社の所在地の法務局に申請しますが、法務局のサイトに説明もありますし、相談もできます。

実費は、次の通りです。

公証役場「定款の認証」手数料 …… 5万円
謄本手数料 …… 2千円
定款収入印紙 …… 4万円(電子定款不要)
登録免許税 …… 15万円 
合計 20万2千円または24万2千円

期間は、2週間から1ヶ月です。

専門家に依頼する場合

司法書士、行政書士、弁護士、税理士などが専門に扱っています。

小さな株式会社で自分でもいろいろ準備をするならば、10万円以下が妥当ではないでしょうか。

専門的な立場から助言ももらえますし、手際もいいです。

ただ、せっかく自分の会社を作るのですから、自分でもやってみた方が良い経験になると思います。

株式会社のメリット・デメリット

デメリット

簡単とは言いましたが、準備から費用まで、いろいろ手間とお金がかかります。

また、会社となると、税金を支払わなければなりません。

これは個人でも同じです。利益があれば税がかかるのですから。

しかし、法人住民税の法人税割については赤字でも支払い義務があるので要注意です。

社会保険の加入なども必要となります。

しかし、まともに稼働し、収益があがるならば、お金的にはメリットがデメリットを上回ります。

メリット

何よりも信用が違います。

税金上のメリットも大きいし、経費面でのメリットも大きいです。

さらに発展させていくためにも有利です。

「小さく生んで、大きく育てる」が理想です。

発展のしかた

株式会社の設立は、何よりも、転職や副業にとって、最大の助っ人になってくれるでしょう。

共同で出資し共同代表にしてスタートするという手もあります。

それぞれが、得意な分野で分担するとなおスムーズにいきます。

ただし、よく考えや利得の分配の違いによって決裂しがちなので、慎重にするのが良いでしょう。

上場は夢という考えもあります。

創業者は株式を保有しているので、上場すると億万長者になることも多いです。

また、日本では頻繁ではありませんが、会社が軌道に乗ると、売るという方法もあります。

アメリカでは、会社を作り、軌道に乗せては、売ったり合併したりがなされており、それで財をなす人がいます。

日本では我が子のように育てた会社という意識が強いので、あまり見られませんが、そのような発展形態もあります。

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