転職のすすめ
3回目の転職に挑戦中
フジイは、これまでに、大きく2回転職をしています。
どれもステップして、成功してきたと思っています。
それだけではなく、転職したいと望んだ原因についても、解決しています。
現状を打破したいとの強い思いがあれば、年齢は関係なく、実行した方がいいと考えています。
そして、今、3回目の転職に挑戦中です。
フジイは、今回もうまくいくと信じています。
「日本型雇用」の終わり
日本のほとんどの人は会社員となり、新卒で入社した会社に定年まで勤める、それが今までは普通でした。
これが、いわゆる「日本型雇用」です。
日本型雇用雇用とは、新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金を特徴とするものです。
会社にとっては、良質な若い労働力の囲い込み、会社への忠誠心、低賃金の若者確保などのメリットがありました。
働く方にとっても、解雇なく、一生の職場の保証、勤続年数に応じた昇級などのメリットがありました。
雇用側と雇われる側、双方の利害が一致して、長くこの働き方が定着してきました。
定年まで勤めることなく退職すると、異端視されました。
そのため、辛いことや嫌なことがあっても、がまんを重ね、上司には逆らわず、同僚とは仲良くして、公私とも会社がらみの人生を、ほとんどの人が送ってきたのです。
ところが、今や日本型雇用は終わりを告げています。
雇用側の総本山ともいうべき経団連が、1月21日の公表した「2020年版 経営労働政策特別委員会報告」では、「転換期を迎えている日本型雇用システム」として言及しています。
途中転職は、異端ではなくなったのです。
人生3回の転職
人生100年時代にあって、少なくとも3回の転職があっていいと思っています。
若いときに決めた会社や仕事が、一生を決めるというのは、あまりにもギャンブルすぎます。
会社も変われば、人も変わります。
日本型雇用の人生でも、定年後の再就職というたった1回の転職があります。
しかし、今までのひとつ会社の狭い世界で生きてきた人にとって、違う世界での転職は困難となります。
そのため、ひたすら定年延長をさせ、条件を劣化させて、同じ会社で雇用を継続させようとします。
若いときから、自分に合わないと思えば、スキルを磨き、転職をしていれば、そのようなことはありません。
新卒で入社した会社で一定の実務経験を積めば、1回目の転職を考えます。
実力を発揮できる、自分に合った、やりたい仕事に移行するのです。
2回目の転職は、独立を見据えた時期です。
その頃になると自分が社会で何ができるか、分かってくるからです。
3回目の転職は、楽しみとしてする転職です。
他人が作った定年によって無理強いされる転職ではなく、自分で決める3回目の転職です。
人によっては、FIRE(ファイアー、Financial Independence and Retire Early、早期リタイア)であってもいいのです。
さらに、転職のためのマッチングサイトや斡旋業者の存在など、転職を促進する環境が整ってきています。
失敗しない転職の方法
転職の不安は
転職となると、不安が頭をよぎります。
- 家族の反対
- 給料など条件の劣化
- 知名度や規模の低減
- 予想に反した中身
これらの不安は、もっともなのです。
それでも、居ても立ってもいられないときは、後先考えずに退職することもありです。
ただ、できるならば、リスクを減らして、思い通りに転職したいものです。
リスクの回避
まずは、下準備は不可欠です。
勢いだけで会社に辞表を叩きつけるのは、ドラマの中だけです。
賢明とは思えません。
「副業解禁」が大きな話題となっています。
だからといって、退職のための準備として副業を始めたらどうでしょう、会社が喜ぶとも思えません。
退職の準備について、嘘をつく必要はないけれど、自分から進んで言いふらすこともないでしょう。
準備は、勤務しながらが一番安全です。
そのためには、時間も費用もやりくりすることになります。
付き合いが悪くなっても、それは割り切ってするべきです。
どちらにも良い顔をすることは、虻蜂(あぶはち)取らずになります。
しかし、いずれ辞めるからと、手抜きやサボりはすべきではないでしょう。
現に給料を出しているのですから。
嫌いな上司、生意気な部下、辛いだけの仕事はあっても、貴方のことを思ってくれる人はいるはずです。
転職成功の鍵は?
「満を持して」という言い方がありますが、準備が整うのを準備していたら、いつまで経っても転職はできません。
ある程度の目処がたてば、見切り発車してもいいと思います。
もちろん、人それぞれ、その人にあった時期と環境要因があります。
結局、最後は自分の責任で決定するしかありません。
転職成功の鍵は、たったひとつです。
転職して良かったという結果を出しさえすれば、良いのです。
「終わりよければ全てよし」の通り、転職後の満足感によって、転職が成功だったか否かが決まります。
貴方の価値観しだいとなります。
フジイの場合
1回目の転職
フジイは、安定したところに就職していました。
しかし、ここは違うと思いだしました。
自分の人生の先の先までが見通せるようでした。
それに、人のためより自分の得のために動く人が周りにいて、影響を受けるのが不安でした。
他にも理由はありましたが、フジイは資格をとって転職しようと考えました。
試しに、ほんの少し勉強してみてテストを受けたところ、簡単でした。
1年間勉強すれば通るだろうと考えて、退職しました。
ところが、様々なことが起き、1年目は不合格でした。
たちまち、お金も底をつき、アルバイトばかりをして勉強の時間はほとんど取れませんでした。
しかし、これが却って良かったのかもしれません。
追い込まれた格好で、1年目より時間もなく、辛いこともあったけれど、フジイは高成績で合格しました。
それから、順調にその資格を活かして、楽しく充実した仕事をしていました。
2回目の転職
他人からは順風満帆(じゅんぷうまんぱん)にみえたかもしれませんが、フジイは大きなストレスを抱えるようになりました。
仕事が忙しすぎて、当初の頃の楽しさや心のゆとりがなくなっていったのです。
アウトプットばかりで、インプットができないため、すり切れてしまいそうな気がしました。
そこで、フジイは、思い切って当時の仕事を断りまくって、また別の資格を取るために時間を割くことにしました。
ここまで仕事を切り開いてきたことを思うと、自分が費やした努力の結果を切り捨てるようで、惜しい気がしましたが、どちらかしかないのです。
今までの仕事は、減らしつつも存続させて、新たな勉強を始めました。
その過程でも、いろいろな事件が起きますが、別の資格を取ることもできました。
その資格もあって、別の仕事に就くことになりました。
その当時の仕事を続けてもいいとの条件で、二足のわらじを履くことになりました。
3回目の転職
2つの仕事は関連もあり、やりがいもありました。
しかし、とにかく忙しすぎました。
引き留めて頂いたけれど、2回目の転職で得た仕事を辞めました。
FIREでもないけれど、ゆったりした時間と楽しみの時が欲しくなったからです。
1つ目の仕事については、極力へらしつつ、今3回目の転職を試みようとしています。
転職しようと考えている方、一緒に成功裏に転職をしませんか?
このブログで、転職できたときには報告します。
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