今なら間に合う！　歯の大切さ～健康と美容に一番効果的

人は「口元（くちもと）」を見る

相手を判断するのはどこ？

初対面の人と会ったとき、その人のどこを見て、どのような人だと判断するのでしょうか？

「人は中身が大切」と言っても、中身を知る前に、外見だけで相手を判断します。

外見、つまりは容貌や身なりによって、判断されます。

「第一印象が大事」と言われるのは、このためです。

また、外見には、その人の内面の人柄が表れています。

日々の積み重ねの結果が、外見に出るので、見た目も疎かにはできません。

足元を見る

「人の足元を見る」という慣用句があります。

これは、「相手の弱点を見つけ、つけ込む」ことのたとえです。

「昔の駕籠（かご）かきが、旅人の足元をみて、その汚れなどから判断して代金を決めていた」ことに由来します。

相手の窮状につけ込むつもりはなくても、相手の足元を見て、その人を判断することがあります。

上等の服を着ていても靴が砂ぼこりにまみれていては、台無しになってしまいます。

そのため、現代でも、営業職の方は、靴をピカピカに磨いて、取引先に訪問しています。

口元を見る

現代において、人は靴をすり減らすほど、歩きません。

また、さっとひと拭きするだけで、きれいになるクロスもあります。

そのため、足元を見て、汚れで人を判断することは、少なくなくなりました。

もっとも、急に人の家に上がることになって、靴の中や靴下に手が行き届いてなくて恥をかくことはあるかもしれません。

しかし、それも前日に気をつけさえれば、避けることが可能です。

今では、足元ではなく、口元を見て、人を判断するようになったのではないでしょうか？

歯は、靴や服装のように、急に履き替えたり着替えたりすることができません。

自分の身体の中で、とても目立つ部位なのです。

汚れ、黄ばみ、口臭、これらは、相手へのエチケットとしても、治した方が良いです。

いくらきれいにお化粧をしていても、歯が汚いと、全て台無しだと思います。

日頃の生活がどうなっているのだろうか、と疑われます。

特に、最近の方は、若いときから正しい歯磨きや検診を受けているので、美しく健康な歯をされている方がほとんどです。

だからこそ、歯が残念な人は、悪い印象を与えてしまいます。

歯科インプラント

「永久歯先天性欠如（えいきゅうしせんてんせいけつじょ）」とは

フジイは、最近まで、親知らずを抜いたほかは、全部自分の歯でした。

歯科での診断によると、歯の１本は乳歯ということでした。

大人になっても「乳歯が残っている。なんて、若い！」ということではありません。

永久歯が生えてこない結果、乳歯が残って頑張っている状態なのです。

これを、「永久歯の先天性欠如」というらしいです。

しかし、乳歯なので、一生永久歯のように残すことは無理だそうです。

ついに、フジイの頑張っていた乳歯も、虫歯になって抜けてしまいました。

長年頑張った乳歯なのに、虫歯になって抜けるまで、忙しさにかまけてケアをせずに申し訳なかったです。

今度こそ、歯のケアをきちんとしようと心に決めました。

インプラント手術

歯が抜けたままに放っておくと、隣の歯や骨に悪影響が出てくるそうです。

治療方法としては、義歯、ブリッジ、インプラントの３方法があります。

フジイは迷わず、インプラントを選びました。

インプラント治療は自由診療なので、信頼できる歯科医院で治療となると、かなりの金額になります。

しかし、「健康はお金で買えない」と言われるほど、失ってからでは買い戻すことが叶いません。

お金で買える健康があるならば、良い物を選ぶことが大切だと考えています。

厚生労働省も、「歯の健康は、全身の健康と生活の質に影響する」としています。

インプラント術は、日本口腔インプラント学会が認定する歯科医師の先生にお願いしました。

中には、問題のある歯科医院もあるからです。

国民生活センターは、「あなたの歯科インプラントは大丈夫ですか－なくならない歯科インプラントにかかわる相談－」を公表しています（2019年3月14日）。

メンテナンス（定期健診）の重要性

フジイは、インプラント治療をしてから、ずっと、毎月１回、歯科医院にメンテナンスのために通っています。

磨き方から歯垢取りまで、歯科衛生士の方にていねいにチェックしてもらい、毎回、とても気持ちがいいです。

隠れていた虫歯も見つかりました。

日々のケア

フジイは、日々のケアも頑張るようになりました。

毎晩、寝る前には、丁寧なブラッシング、時に電動歯ブラシ、届きにくい奥や裏側は、専用の歯ブラシを用います。

特に欠かさないのは、歯間ブラシです。

そして仕上げは、専用の消毒液を水に溶かせて、うがいをしています。

これだけ毎日しても、月１回のメンテナンス時には、磨き残しが見つかります。

今までのことを考えると、酷い待遇でも耐えてくれた自分の歯に感謝したくなります。

次々に歯の治療

虫歯治療にも自由診療があった

虫歯の治療といえば、保険診療だと思い込んでいました。

金の詰め物は、さすがに保険診療ではないと思っていましたが、獅子舞のようにみえる金歯を望む人は少ないと思います。

インプラントをしてもらった歯科医院では、自由診療の虫歯治療を勧めておられます。

費用対効果で、虫歯治療も自由診療を選びました。

結果には満足しています。

歯の漂白

抜けた歯の治療、隠れていた虫歯の治療、歯垢や歯石取りなど、ずいぶん、良くなりました。

逆にいうと、よくここまで放置してきたと、自分ながらあきれます。

口腔内が健康になったので、歯の漂白を行いました。

あまり白くしすぎても不自然なので、自然感の残る程度で止めました。

これで笑顔も大きく口を開けてすることができます。

自由診療と税金控除

ざっくりいえば、医療費が１０万円以上になると、１０万円を超える自己負担分が税金控除の対象になります。

もちろん、条件があるので、国税庁の説明と個々の税務署の判断によると思います。

自由診療であるインプラント治療は、どうでしょうか？

一般的には、審美目的ではなく、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った際に行ったときは、医療費控除の対象になると思われます（個人の考えなので、実際は、税務署や税理士さんにおたずねください）。

フジイが行った治療では、インプラントと虫歯治療を考えており、漂白は認められないと考えています。

人生１００年時代を生きるために

長い年月のうちには、再生医療が一般的になり、歯もその対象になるときが来るかもしれません。

健康寿命を長くさせ、長生きが歓びとなれるように、歯の健康に気をつけましょう。

老人のイメージから、腰の曲がった人が無くなったように、歯のない人も無くなっていくと思います。